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大学時代に学んだ歴史学②

みなさんこんにちは、新卒社員のKです!

前回の続きで、私が大学時代に学んだ歴史学について雑談したいと思います。

少なくとも私の経験においてですが、「歴史学を学んでいる」と人に話すと「なんでそんな役に立たないものを勉強してんの?」という心を痛めずにはいられない質問を貰ったことがあります。そのときはうまく答えられなかった記憶がありますが、大学で歴史学を学ぶ意義は”常識に対して疑問を持ち、視野を広げる意識を身につけること”にあると今は考えます。

私がお世話になった先生は、「歴史研究の価値はどれだけ論理的で且つ通説と異なる説を唱えることができるかに依存する」とよくおっしゃっていました。

今の学校で教えられている日本史を見てみても、1192年だと教えられてきた鎌倉幕府の成立は1185年の出来事であると述べられるようになりました。これは、“論理的で且つ通説とは異なる説”を支持する研究者が増えた結果だと思います。”通説”という強大な存在に対して疑問を持ち続け、視野を広げた研究者たちの努力の表れです。

極端な例かもしれませんが、歴史学を学ぶことによって彼らのような姿勢・考え方を身につけることができるのではないでしょうか?

今回のブログは以上です。

ありがとうございました!